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第27回 SMILE V Air 会計 銀行の入出金明細データから簡単に仕訳を入力
昔は、銀行口座の入出金明細を通帳に記帳して、その通帳を見ながら仕訳入力を行う、といった作業を行っていました。最近では各銀行のWebサイトから入出金明細を確認することができます。テキストファイルでダウンロードすることもできます。でも、仕訳の入力は相変わらず手作業ですか? こんなお困りごとを解決する機能をご紹介します。
SMILE V Air 会計 銀行の入出金明細データから簡単に仕訳を入力
仕訳自動入力機能
「自動入力」と名前がついていますが、全自動で仕訳が生成されるわけではありません。確認作業が必要となります。
銀行のWebサイトからダウンロードされるテキストファイルはこのようなデータです。
このようなデータから仕訳伝票を作成していきます。
例えば、取り込んだデータの「摘要」が「口座振替 スイドウキョク」となっていたら、科目コードに「724-00000」をセットし、摘要に「東京水道局」をセットする、という内容を覚え込ませます。
- 「取引日付」は日付にセット
- 「出金金額」は借方・貸方の金額にセット
- 貸方の部門コードは固定で「000021」をセット
- 貸方の科目コードは固定で「102-000000」をセット
という形で仕訳の内容を設定していきます。
あとは、「伝票作成して次データへ」をクリックすれば、1行分の仕訳の入力は完了、次のデータの処理を行います。
次からは、日付・金額・部門コードは自動的にセットされ、「摘要」の内容から科目コードがセットされます。
科目コードがセットされていなければ、その場で指定します。
このような作業を繰り返し行っていくことで、次第に指定する作業の回数が減り、仕訳の内容を確認するだけで入出金の仕訳入力が完了することになります。
もちろん、伝票入力時に手入力で変更することもできますし、「入金」「出金」で別々に設定することもできます。
この「仕訳自動入力処理」は、銀行口座の入出金明細のほかにも、いろいろなテキストファイルから仕訳を作成することもできます。
このほかにも「SMILE V Air 会計」では、仕訳入力を簡素化する機能を幾つかご用意しています。
仕訳入力時の機能として下記の機能もご紹介しています。
第4回 Excelで業務を行っている方、手軽なシステムを利用してみませんか(会計業務編)
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- * 本お試し版は同業他社様、個人のお客様からのお申し込みはお断りさせていただいています。
なお、今回ご紹介した機能は、トライアル環境では下記の操作で体験可能です。
[業務メニュー]を選択、[株式会社ルイマイ販売]を選択
[会計]-[日次業務]-[伝票自動入力]-[仕訳自動入力処理]から確認することができます。