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第37回 SMILE V Air 販売 受領書が戻ってきてから売上計上しなければいけない得意先がある
皆様の会社では、売上計上基準はどうなっていますか?
一般的には、出荷日を基準とする「出荷基準」が多く採用されていると思います。ただ、得意先からの要求で、得意先に届いた納品日を基準とする「納品基準」や、得意先での検収作業を終えた日を基準とする「検収基準」で対応されているケースもありませんか?
SMILE V Air 販売 受領書が戻ってきてから売上計上しなければいけない得意先がある
「出荷基準」と「納品基準」「検収基準」の場合での処理の違い
「出荷基準」であれば、売上処理を行えば商品の在庫は減りますので、現在庫数は問題なく確認できます。
ところが、「納品基準(着荷基準)」や「検収基準」ですと、商品を出荷はしたけれど売上計上はまだできませんので、在庫が減るタイミングがずれてしまいます。
出荷はしたので商品は倉庫にありませんが、システム上はまだ在庫は減っていません。
このような場合どのように処理されていますか?
売上処理をする際に、先日付で入力して納品書を出力する、なんて処理をされていませんか?
「納品基準」であれば1~2日先日付での処理でもよいですが、「検収基準」だと売上日付が分かりません。このような対応を行う得意先が少なければ、まだ対応できますが、件数が増えてきたり、月末をまたいだり、棚卸しを行う場合にはちょっと困ってしまいます。
着荷検収基準機能
「SMILE V Air 販売」では、「着荷検収基準機能」を用意しています。
「出荷処理」を行うことで在庫が減り(納品書の発行もできます)、受領書が戻ってきてから「売上処理」を行うという運用が実現できます。もちろん、売上未計上分の確認リストも出力できますので、計上モレを防げます。
また、在庫数の把握も分けて確認することができます。
このような機能を活用することで、出荷と売上計上がずれる場合でも、正確な在庫データとして活用できます。
もちろん、棚卸し実施時も帳簿在庫ベースで行うか、現物在庫ベースで行うか、選ぶことができます。
まずは、30日間無料で利用できる体験版をお試しください。
「SMILE V」体験版お申し込み
クラウド版「SMILE V Air」を、30日間無料でお試しいただけます。
- * 本お試し版は同業他社様、個人のお客様からのお申し込みはお断りさせていただいています。
なお、今回ご紹介した機能は、トライアル環境では下記の操作で体験可能です。
[業務メニュー]を選択、[株式会社ルイマイ販売]を選択
[販売]-[日次業務]-[通常業務]にて、出荷処理・売上処理や出荷伝票発行・売上伝票発行が確認できます。
また、[販売]-[月次業務]-[入出荷管理帳票]にて、得意先別売上未計上リスト・商品別売上未計上リストが確認できます。
[業務メニュー]を選択、[株式会社ルイマイ販売]を選択
[販売]-[月次業務]-[在庫管理帳票]-[在庫一覧表]にて、現物在庫・帳簿在庫の出力が確認できます。