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第46回 eValue V Air ドキュメント管理 重要文書の漏えい対策
皆様の会社では、いろいろな文書を電子化し、ファイルサーバーに保管して運用していると思います。その際、フォルダごとにアクセス権を設定して運用していませんか。経理部や人事部などの専用のフォルダとか、部長職以上専用のフォルダといった運用です。
ところが、組織改編や人事異動・役職変更があると、変更作業はかなり大変です。また、制限のあるフォルダ内の重要な文書を自分のパソコンにコピーして持ち出してしまうと、情報漏えいになりかねません。特にその文書に個人情報が含まれていたら大問題です。
eValue V Air ドキュメント管理 重要文書の漏えい対策
このような重要文書の管理に有効なのが、「eValue V Airドキュメント管理」です。「eValue V Airドキュメント管理」では、フォルダ単位でアクセス権の設定が行えます。ユーザー情報に所属や役職などの情報を保持していますので、組織変更などの際は、ユーザー情報だけ変更すればアクセス権の設定変更は終了です。さらにセキュリティ強化機能を利用することにより、文書の印刷やダウンロードをできなくすることもできます。
セキュリティ機能の設定例(管理者としてSMILEクライアントより設定)
文書を登録するフォルダにセキュリティ機能を設定するには、フォルダマスター保守にて行います。「アクセス権」タブにて、「ユーザー単位」「組織(所属)単位」「任意に作成したグループ単位」に対して、「参照のみ」「変更のみ可」「フルコントロール」など、細かい権限の設定が行えます。
また、「その他」タブの「セキュリティ」を「使用する」にすると、セキュリティ強化機能の設定も行えます。
セキュリティ強化機能の詳細は、「セキュリティパターンマスター保守」にて、印刷や持ち出しの可否を細かく設定することができます。
セキュリティ機能を設定した運用例(利用者としてブラウザーで運用)
上記のセキュリティ機能の設定例を基に運用すると、下記のような形になります。
- 第一事業部販売課グループに所属しない人は、「テストフォルダ」が表示されない
- 総務課の中村さんは文書を登録できますが、第一事業部販売課グループに所属する人は登録ができない
- 第一事業部販売課グループに所属する人は、登録されてある「顧客リスト.xlsx」ファイルをクリックして参照しようとすると、自動的にPDFファイルに変換して表示される
- また、そのファイルをダウンロードしてみても中身が表示されない
今回ご紹介したセキュリティ設定機能は、フォルダ単位での設定になりますので、登録する文書ごとには設定できませんので、ご注意ください。
いかがでしょうか。
社内のファイルサーバーで保管している重要文書の情報漏えい対策をお考えの際には、「eValue V Air ドキュメント管理」をご検討ください。
まずは、30日間無料で利用できる体験版をお試しください。
体験版お申し込み
ブラウザー上で動作する「eValue V Air」を、30日間無料でお試しいただけます。PC、タブレット端末で実際の操作をお試しください。
- * 本お試し版は同業他社様、個人のお客様からのお申し込みはお断りさせていただいています。
なお、今回ご紹介した機能は、体験版の環境では下記の操作で体験可能です。
フォルダマスター保守にて、セキュリティの設定を行う
設定作業は、SMILEクライアントより行います(業務管理者機能があるユーザーでログインしてください)
[業務メニュー]を選択、[株式会社ルイマイホールディングス]を選択
- フォルダマスター保守(カード)
[ドキュメント管理]-[運用設定]-[フォルダ・文書設定]-[フォルダマスター保守(カード)] - セキュリティパターンマスター保守
[ドキュメント管理]-[運用設定]-[フォルダ・文書設定]-[セキュリティパターンマスター保守]
- * なお、ユーザー情報・組織情報・グループ情報の登録や修正の機能は、体験版ではご利用できません。