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第32回 SMILE V Air 販売 帳票を出力する際のちょっと便利な機能
「SMILE V Air 販売」では、売上実績表など、ユーザー様がご利用いただける帳票を多数ご用意しています。また、一つの帳票でもいろいろな出力形式が指定できる機能を搭載し、さまざまな要望に応えられるようにしています。ただ、一つの帳票でもいろいろな出力形式が指定できるが故に、定期的に出力する帳票について、出力内容の設定を記憶、またはマニュアル化しておく必要が出てきてしまいます。そんな面倒な作業を軽減する機能として、「条件パターン設定機能」をご用意しています。
SMILE V Air 販売 帳票を出力する際のちょっと便利な機能
商品別売上実績表の出力設定を登録しておく
「商品別売上実績表」を例に「条件パターン設定」をご説明します。
同じ帳票を月間集計用と日計集計用として定期的に出力している場合、
- 月間集計用では、集計期間の範囲は初期表示値のまま(今月と年間)で、出力順を分類(商品グループ)別商品別に出力
- 日計集計用では、集計期間の範囲を、昨日(前営業日)のみと今週の期間で、出力順を分類(商品グループ)別のみで出力
このような形で条件パターンを指定しておくことができます。
出力順の指定のみならず、集計期間も設定しておくことができます。このような設定をしておけば、毎回細かい設定をする必要はなくなり、いつも同じ設定で帳票を出力することができます。
請求明細書をPDFファイルで出力する設定を行う
また最近では、得意先の要請により、請求明細書をメールに添付して送るような運用をされているケースも増えてきていると思います。毎回どの得意先がPDFファイル化する対象か覚えておく必要があります。こんな時も条件パターン設定機能を利用しますと、覚えておく必要がなくなります。
PDF出力の対象の得意先(請求先)をコードの範囲指定ではなく、個別に設定しておくことができます。このため、PDF出力先の条件パターンと通常の用紙に出力する条件パターンを設定しておけば、いちいち覚えておく必要はなくなります。なお、通常の用紙に出力する場合は、PDF出力先を指定し、「上記以外を対象」にチェックを入れることで、全ての得意先を指定しなくても大丈夫です。
請求書のPDF出力時の便利機能については、第26回のコラムも参照してみてください。
第26回 SMILE V Air 販売 請求書のPDF出力時の便利機能
この「条件パターン設定機能」は、オペレーターごとに設定することができますので、自分専用としてご利用いただけます。また、この条件パターン設定機能は、「SMILE V Air 販売」だけでなく、「SMILE V Air 会計」「SMILE V Air 人事給与」の出力帳票でも利用できる共通機能として、ご提供しています。
まずは、30日間無料でご使用いただける体験版をお試しください。
「SMILE V」体験版お申し込み
クラウド版「SMILE V Air」を、30日間無料でお試しいただけます。
- * 本お試し版は同業他社様、個人のお客様からのお申し込みはお断りさせていただいています。
なお、今回ご紹介した機能は、トライアル環境においては各業務の出力帳票で体験できます。