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第13回 その二重入力、やめませんか(入金・支払データの仕訳入力)
入金や支払に関するデータの入力には、販売システムと会計システムとそれぞれに入力する必要があります。同一のオペレーターが入力を行っていると、同じ内容を二重で入力する必要があります。販売システムと会計システムを連携させると、この二重入力の課題を解消することができます。
その二重入力、やめませんか(入金・支払データの仕訳入力)
入金や支払のデータ入力を経理担当者が担当されている場合、「SMILE V Air会計」から仕訳を入力すれば、同時に「SMILE V Air販売」にデータを連携させることができます。
仕訳処理からの支払データの入力
処理の流れを「支払」を例に、順番にご説明します。
(1)まず、通常の仕訳を入力していきます。
(2)借方に「買掛金」の勘定科目が入力されると、貸方金額入力後に販売の「支払処理」を起動するか問われます。
(3)選択すると、販売の支払処理が起動しますので、仕入先コード・区分を入力します。
(4)販売側の入力が終わり、仕訳処理の画面に戻ると、仕訳処理内に、販売側の支払処理と連携している旨のマークや仕入先名が表示されます。
(5)同じ仕入先に対して、振込のほかに、現金や手形、振込手数料などが必要な場合は、同様に入力していきます(支払手形の場合には、手形情報の入力画面も開きます)。
(6)このような形で仕訳を入力していきます。
(7)仕訳処理で[実行]をクリックすると、販売側の支払消込画面が表示されますので、どの支払予定分の支払いかを入力します。
(8)[実行]をクリックすることで、会計・販売の両方にデータが登録されます。
いかがでしょうか?
1回の処理で、会計・販売両方へのデータ登録が可能になり、二重入力から解放されます。
まずは、30日間無料でお試しいただける体験版をお試しください。
「SMILE V」体験版お申し込み
クラウド版「SMILE V Air」を、30日間無料でお試しいただけます。
- * 本お試し版は同業他社様、個人のお客様からのお申し込みはお断りさせていただいています。
なお、今回ご紹介した機能は、トライアル環境では下記の操作で体験可能です。
- [業務メニュー]を選択、[株式会社ルイマイ販売]を選択
- [会計]-[日次業務]-[通常業務]メニューから、「仕訳処理」を起動で確認することができます。
トライアル環境では、「支払」についてのみ、会計仕訳処理から販売支払データへの連携が体験できます。
「入金」についても同様の機能を用意していますが、トライアル環境では設定されていませんので、ご注意ください。