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ApaRevo 活用コラム
カスタマイズ事例 出荷伝票の分割機能
「ApaRevo」でのカスタマイズ事例をご紹介します。
カスタマイズ事例 出荷伝票の分割機能
株式会社大塚商会
首都圏ソリューショングループ
アパレル/ライフデザインSPソリューション課
久保 俊太
「ApaRevo」でのカスタマイズ事例をご紹介します。
とあるお客様は「ApaRevo」の導入に当たり、これまで手作業で行っていた出荷指示業務を「ApaRevo」の機能で運用することを検討することになりました。
「ApaRevo」の受注データを基に出荷指示データを作成し、物流倉庫でピッキングリストを出力することで出荷指示書を別途作成したり、出荷指示方法が社内で統一できたりと運用の改善が見込まれました。しかし、その過程で問題となったのが、梱包(こんぽう)単位に専用の納品書を作成している取引先の存在でした。
梱包単位の伝票作成となると出荷指示どおりにはいかず、梱包に利用する段ボールの大きさや商品のかさばり具合など、実際に箱に入れてみなければ分かりません。そのため、現状は梱包ごとに手で起票した伝票の控えを基に、出荷業務完了後にあらためてシステムへ手入力していました。
そこで効率化を図るため、「ApaRevo」で出荷指示した情報を任意に分割し、伝票作成する機能をカスタマイズ開発することになりました。この機能を利用することで梱包対象のデータを選ぶだけとなり、二重にデータ入力をする必要もなくなりました。
最近サポートさせていただいているお客様の中でも、伝票に梱包番号の表記を求められるとのご相談を頂くことがあります。伝票量にもよりますが、同様のお悩みがありましたら、ぜひご相談いただければと思います。
[SE]2018年 9月 4日