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ApaRevo 活用コラム
Autoメール名人との連携事例
今回は、ユーザックシステム様の「Autoメール名人」との連携事例をご紹介します。
Autoメール名人との連携事例
株式会社大塚商会
首都圏ソリューショングループ
アパレル/ライフデザインSPソリューション課
久保 俊太
今回は、ユーザックシステム様の「Autoメール名人」との連携事例をご紹介します。
取引先から注文データをメールで受け取り、受注データの取り込みを行っているお客様は多くいらっしゃいます。ただ、ファイルレイアウトが各社各様、中には取引先の品番を自社品番に変換しなければならないこともあり、専用の受注データ取り込みプログラムや変換マスターを構築する、というのがよくあるカスタマイズのケースでした。
特定の取引先やシステムに限定した仕組みであれば、カスタマイズプログラムを1本構築すれば解決ですが、今後の利用を見越して汎用(はんよう)的に利用できる仕組みとするために、「Autoメール名人」の導入と連携プログラムのカスタマイズ開発を行いました。
「Autoメール名人」では、メールの添付ファイルやダウンロードしたファイルを所定のフォルダーに保存した後、設定しておいたフローに従って、共通フォーマットのCSVファイルへ変換を行います。品番変換に際しては、Excelファイルを利用するほか、「ApaRevo」のデータベースを参照することもできるので、JANコードを「ApaRevo」のバーコードマスターを利用して、自社品番に変換することも可能です。
「ApaRevo」側では、共通ファイルを受注データとして取り込みます。その際に、得意先ごとに在庫チェックや伝票分割方法などを指定できるようにしました。
「Autoメール名人」の設定は難しい部分もありますが、システム本稼働後もコストをかけずに連携先の追加ができるのが強みですね。
[SE]2019年 7月23日