ITとビジネスの専門家によるコラム。経営、業種・業界、さまざまな切り口で、現場に生きる情報をお届けします。
製品、サービスに関するご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ApaRevo 活用コラム
他店舗から在庫を取り寄せる基準
多店舗展開するアパレル業では、顧客が希望する商品の色やサイズが自店舗に在庫がない場合、他店舗から取り寄せるケースがあります。
他店舗から在庫を取り寄せる基準
株式会社大塚商会
首都圏ソリューショングループ
アパレル/ライフデザインSPソリューション課
舟橋 徹
多店舗展開するアパレル業では、顧客が希望する商品の色やサイズが自店舗に在庫がない場合、他店舗から取り寄せるケースがあります。
私が担当しているお客様は、他店舗から取り寄せを行う場合に以下のような業務を行っていました。
- どこの店舗に希望する商品、色、サイズの在庫が存在するかを確認
- その店舗は自店舗から近いか、また取り寄せてもよい店舗かを確認
- 在庫がある店舗に連絡して、該当商品を送ってもらえるかを確認
店舗の方はこのようなことを考慮しながら、商品を取り寄せるために多くの工数を割いていました。
「ApaRevo」のモバイルオプションにiPadから在庫確認を行える仕組みはありますが、店舗の方がより簡単に取り寄せを行えるよう「ApaRevo」モバイルオプションの在庫照会に、以下のようなカスタマイズを行った事例をご紹介します。
カスタマイズ概要
- 自店舗に近い店舗を優先して表示
- 店舗の形態(取り寄せを行ってもよい店舗形態かどうか)の順に表示
- 社内ルールによって決定された取り寄せ優先順位の順に表示
これによって、店舗の方はiPadで取り寄せたい商品を入力するだけで、どの店舗から取り寄せればよいかを瞬時に判断することが可能になりました。実際には一番上に表示された店舗に問い合わせを行うルールになります。
取り寄せるための優先順位や判断基準は会社によってさまざまだと思いますが、「ApaRevo」ではお客様の要望に応じたカスタマイズを行うことが可能です。
[SE]2019年12月10日