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POS←→会計システムの連携時に注意したいこと
POSと会計システムの連携で決済手段を増やしたいというご要望があります。だたし決済手段の入力ミスなど注意する点もあります。今回はPOSと会計システムの連携時に注意したいことについてご紹介します。
POS←→会計システムの連携時に注意したいこと
株式会社大塚商会
首都圏ソリューショングループ
ASCアパレル・旅行SPソリューション課
久保 俊太
POSシステムを新しく導入するお客様から決済手段を細かく登録して、会計システムと連携させたいというご相談をよく伺います。ジャーナルへ詳細を出力する必要がある場合は、当然、必要な決済手段を登録します。
さらにそれ以外の決済手段を増やしたいというご要望もあります。その理由としては、クレジットカード会社ごとに売掛金の仕訳を作成するため、というのが多いのではないかと思います。
確かに仕訳連携まで考えますと、上流のPOSシステム側で細かく分かれていた方が良いことは間違いありません。
ただし、注意事項もあります。決済手段を細かく登録されているお客様で多いトラブルは決済手段の入力ミスです。
POSシステムの場合、間違えて入力してしまった情報は赤黒の形での修正が必要で、日にちをまたいでしまった時は、なかなか面倒な作業でもあります。
最近は、電子マネー系の決済手段も多いので、店頭スタッフの方は覚えるのも大変なのではないでしょうか。私は負担にならない程度の最低限の数でご検討いただくことをお勧めしています。振替の仕訳入力を実施するなどの修正時の社内ルールも検討しておくのがよいかと思います。
[SE]2020年10月13日