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ApaRevo 活用コラム
ApaRevo DX対応の事例紹介
今回は、「ApaRevo」を導入した際のDX事例についてご紹介します。
ApaRevo DX対応の事例紹介
株式会社大塚商会
首都圏ソリューショングループ
ASCアパレル・旅行SPソリューション課
依田 裕二
当社は、アパレル・ライフスタイル業界企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みを、複数のソリューションからコーディネート提案にて支援しています。市場も消費者行動も変わってしまった中、貴社も変化を求められていることと思います。今回は、「ApaRevo」を導入した際のDX事例についてご紹介します。
昨今、IT業界の「2025年の崖」という問題をご存じでしょうか。古くなった既存システム(レガシーシステム)に起因するシステム障害によって引き起こされる問題で、経済産業省はその損失額として、2025年~2030年に最大12兆円の経済損失を試算しています。
今回は、レガシーシステムから「SMILE ApaRevo」にシステム入れ替えを実施して、「SMILE」シリーズの共通機能であるRPA機能として活用できる「業務予定」登録の事例をご紹介します。今回の事例は、既存レガシーシステムで実施していた業務を全てパッケージベースの運用に置きかえる事例となります。
WMS連携(マスター・出荷指示・入荷予定)、EC連携(売上連携・商品連携・在庫連携)などの外部システム連携をパッケージ機能における「業務予定」として利用しています。
業務予定
RPA機能として活用できる「業務予定」で作業負荷軽減
「業務予定」は予定時間に処理を自動起動できるため、作業忘れを防ぎます。また、作表条件を設定しておき、WMS連携に必要なマスター出力や出荷指示送信、入荷予定送信のパッケージプログラムを自動実行することにより、外部システムとの連携を可能にします。手動作業による送信漏れを防ぐことにより、作業負荷軽減を実現しています。
[SE]2022年1月25日