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ApaRevo 活用コラム
複写伝票からA4用紙への変更に関して
今回は、複写伝票からA4用紙への変更についてご紹介します。
複写伝票からA4用紙への変更に関して
株式会社大塚商会
首都圏ソリューショングループ
ASCアパレル・旅行SPソリューション課
久保 俊太
お客様から「ドットプリンターの維持・管理が大変だからドットプリンターでの納品書や請求書印刷をやめたい」との相談があり、「ApaRevo」の導入に際し、A4用紙の印刷で組み直すことになりました。「ApaRevo」は自由レイアウト帳票という機能でチェーンストア統一伝票、百貨店統一伝票、各社の専用伝票など、ドットプリンターから印刷する伝票は帳票設計して対応することもできます。しかし、ドットプリンターの対応が必要となると私は少し身構えてしまいます。
プリンターのメーカーはどこだろう、古い型番かな、ネットワーク対応しているかなど。設計後の位置合わせも大変で、「シートガイドが壊れてしまって、まっすぐ吸い込めないんですよね」と話をもらうことも。
もちろん複写伝票の便利な部分もありますが、テレワーク化が進む昨今の状況を踏まえますと、A4用紙に変更して場所を選ばず印刷やPDF化ができる方が業務は効率化できると考え、相談をいただいたときはぜひやりましょうと賛同しました。
切り替えに際して、お客様にもお取引先にも伝票フォームの変更可否を確認いただき、結果、数社はドットプリンターの帳票が残ってしまったのですが、大半のお取引先がA4用紙への変更が可能との判断をいただきました。これで、システムが利用できる環境さえあれば、どこからでも伝票をPDF保存してメール送付できるようになり、お客様も運用がだいぶ楽になったとのこと。複写伝票を利用している企業の方、システム移行のタイミングは運用変更のチャンスですので、見直しを図るのも良いと思います。
[SE]2022年11月1日