「OTRS」は、映像による動作分析、時間分析などの機能により、生産・製造現場の作業時間短縮・省力化・コスト低減ができるソフトウェアです。 実際の作業映像を分析することで、ムリ・ムダ・ムラをなくし、作業の標準化を図ることができ、作業の改善によるコストダウンや品質の均一化を実現します。また、作業指示書の作成もでき、教育訓練の材料や技能伝承のツールなど、さまざまなシーンで活用できます。
作業分析・業務最適化ソフトウェア OTRS 生産現場の改善からみんなのKAIZENへ［6分16秒］
再生時間：6分16秒
＊ 本動画は音声オンで再生されます。音量は、動画プレーヤー画面の下部にあるスピーカーアイコンで調整可能です。
映像による動画・時間分析で、生産現場の作業時間短縮、コスト低減、そして技術伝承を支援する「OTRS」を実際に導入した愛知県名古屋市の有限会社大塚製作所。導入前の課題や、導入に至った経緯から、導入の効果や現在取り組み、今後についてをお話しいただきます。
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動画サマリー
動画の要点をご紹介します。
「OTRS」は映像による動画・時間分析によって、生産現場の作業時間短縮、コスト低減、そして技術伝承を支援します。
「OTRS」は、シンプルなデザインとグラフィカルなインターフェイスで、直感的な操作が可能です。マルチ言語にも対応し、ボタン一つで動画内のセリフも切り替えが可能です。また、作成動画の確認も即可能で、二つの動画を一画面で比較できる「比較再生機能」なども搭載されています。
熟練者の技術をいかに若い人に伝えていくかという課題に直面した有限会社大塚製作所（愛知県）。「OTRS」導入前は、技術を伝えるのに写真を撮影してそこに文章を添えて資料を作っていて、時間と手間がかかっていました。
職人のカン・コツに頼っており、知ってる人が知らない人に説明をしても、理解をするのに非常に時間がかかっていました。そこで、動画という共通認識できるツールを使うことで、解消できるのではと考えました。
「OTRS」は、職人の経験や勘を定量的に分析し、熟練技術者と一般の技術者の動作の違いを明らかにします。
他の人の動作を撮影してみると、手の動かし方、物の付け方の順番が人それぞれ違うことが分かります。また、今まで無意識だった動きを再確認することでも、大きな効果を得られています。
高性能動画エンジンを搭載した「OTRS」は熟練者の微細な動きも見逃しません。さらに動画編集時には、シンプルなデザインのうえ、一つの画面でデータの入力から、編集、確認までを行うこともできるので、操作性にも優れています。
今、大塚製作所では新たな試みとして、視線カメラを導入し、職人の目の動きを分析するという一歩先の技術伝承に取り組んでいます。新しい商品開発、より高い品質のモノづくり、そして誰が作っても品質にバラつきがないよう、職人としての腕を磨いていきたいと考えています。時間と気持ちに余裕を持って、よりよいモノづくり、後輩への伝承と、よいサイクルを続けて行きたいと思います。
