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ApaRevo 活用コラム
いま注目のShopifyとは？
小売りや飲食業においてネット通販への対応が急速化し、オムニチャネル化・D2C化を可能とする「Shopify」の注目されています。今回は、そんな「Shopify」の特長についてご紹介します。
いま注目のShopifyとは？
株式会社大塚商会
首都圏ソリューショングループ
ASCアパレル･旅行SPソリューション課
拝司 雅彦
新型コロナの感染拡大による外出自粛もあり、小売りや飲食業においてネット通販への対応が急がれる中、実店舗を含めたオムニチャネル化・D2C化を可能とする「Shopify（ショッピファイ）」の注目度が急速に増しています。つい最近でも、私の担当させていただいているお客様で、「Shopify」を使って短期間で自社サイト立ち上げを実現されたというお話も聞きました。
今回は、そんな「Shopify」の特長についてご紹介します。
Shopifyとは
「Shopify」は、国内に限らず海外へのオンライン販売も、専門知識がなくても手軽に始められる、クラウド基盤のマルチチャネルコマースプラットフォームです。ウェブ、モバイル、ソーシャルメディア、マーケットプレイス、実店舗などの複数の販売チャネルを持つオンラインストアの作成をはじめ、カスタマイズ、在庫連携、売上管理を簡単に行うことができます。
プラットフォームには、ストアの経営者にとって強力なバックオフィス機能も備えられており、オンライン販売に必要なもの全ては「Shopify」で一元管理ができる、という手軽さが大きな特長です。
2006年にカナダで設立されて以来、「Shopify」は小規模企業から中小企業、大手企業など、現在まで約175カ国で170万以上のオンラインストアをサポートしており、大手有名企業から世界的な著名人まで国内外において、多くのブランドで利用されています。世界の流通額は2,000億米ドルを突破。2017年に日本法人設立。
Shopifyの特長とは
他のECカートと比較して、「Shopify」には下記のような特長が挙げられます。
- アプリが豊富で拡張性が高い
- 低コストでECサイトの運用が始められる
- サイトの構築や更新が簡単
- SNS連携対応しており、集客に強い
- 越境ECに対応
- APIによるシステム連携で業務効率化を実現
- クラウド型（SaaS型）サービスで最新システムが利用できる
- 「Shopify POS」との連携が可能
上記の中でも個人的に特に革新的だと感じているのが、アプリを利用した機能拡張です。自分たちに必要なアプリだけを「Shopify」のAPPストアから導入することで、ECサイトのクオリティを常に高く維持することができ、カスタマイズ性は非常に高いといえます。
これは、最新のサービスがアップデートされない他社のパッケージ型サービスと比較すると大きなメリットです。
なお、大塚商会では、基幹業務システムと「Shopify」をAPIでつないで、商品マスター・在庫データ・売上データなど複数のデータを直接データ連携できる機能のリリースに向け、鋭意開発中です。
［SE］2022年6月7日