介護DX~大塚商会のメディケアプロジェクト[14分59秒]

再生時間:14分59秒
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高齢者数と介護保険受給者数の増加に伴い、介護職員の需要が高まっています。人材不足を補うため、介護業界はICTやテクノロジー活用による変革(DX)を進め、職員の健康と業務の魅力を向上させる必要があります。介護DXの実現に役立つソリューションをご紹介します。

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動画内容

動画の内容を画像とテキストでご紹介します。

高齢者数・介護保険受給者数の増加により介護職員の需要が増えています。
一方で、日本の総労働人口は減少している現在、このような状況下で介護業界が求職者にとって魅力的な業界として認知される必要があります。

そのためにはICTやテクノロジー活用による変革(DX)が必要です。
DXを推進する際にまず重要なのは、職員一人ひとりが心身ともに健康で働ける環境を整備することです。

そのうえで、現場ではICTやロボットを積極的に活用し、日常の業務がより魅力的でワクワクするような仕事に進化させることが介護業界における大きな課題となります。
しかし、現状の「介護DX」取り組み状況は紙媒体での運用が多数残っており、二重で手間がかかっている状況です。また、ICTの活用は徐々に進んでいますが、まだまだ少数しか取り組めていません。

さらに多くの事業者は、「ICT」を「使う」ことはできても、使いこなせず「運用サポート」を求めていることが分かります。大塚商会では、運用サポート面でもご支援ができます。

実際にICTの導入をした成功事例があります。
元々転記作業が業務負荷でした。システムへの記録入力業には職員にとって精神的負担があったことが導入したきっかけでした。
導入後は転記作業が無くなり、記録にかかる時間が半減したおかげで、ご利用者様のケアの質が向上しました。また、職員のICTに対する抵抗感を抑えた「運用サポート」も成功に大きく貢献しています。

このように「介護DX」を成功・実現させるためには、自事業所の持っている強みと弱みを把握することが重要です。
「1.経営」「2.職員」「3.安心」「4.ご利用者」の4視点からの情報を収集し、改善ポイントの整理が「介護DX」の足掛かりになります。

こちらは「介護DX」の実現までのステップになります。

  • それぞれのICTが独立して機能している。
  • 連携し相乗効果が図れている。
  • さまざまなデータが蓄積されている。紙からの脱却。
  • データがどこでも使え、活用できる。
  • 蓄積されたデータをAIで解析。
  • 専門職の本来の仕事に集中できる。
  • チームケアの実現。
  • チームケアにより個別ケアの実現。

段階ごとに必要なアクションを踏まなければなりません。

その第一歩として進められるサービスが介護業務支援プラットフォーム「FURO-SHIKI」です。ステップを踏み、ご利用者満足、つまり個別ケア、重度化予防、ADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)の維持につなげていきます。
STEP1.スタッフ育成:ご利用者の安心・安全のために、職員の見守り・安否確認負荷を軽減。
STEP2.アクセス整備:複数のIoT機器や介護業務に必要なシステムを連携させ、一元的にご利用者の情報を管理。
STEP3.データ蓄積と活用:各種システムから発生したデータを収集・蓄積し、データドリブンを使い、ご利用者満足へ寄与する。

FURO-SHIKIは、センサーを複数組み合わせたハイブリッド型の見守りシステムかつ介護業務支援プラットフォームとして機能します。
例えば、マットセンサーの「aams」を活用することで、心拍や呼吸、バイタル、離床、睡眠をミリ単位で検知します。
カメラからは、居室内の様子を確認できるため、介護の優先順位を判断するのに役立ちます。

夜間の巡視や突発的なケアによる職員のストレスを軽減し、直接的なケアに時間を使えるようになります。
さらに、スマートフォン対応で事務所から離れた場所でも即座に居室内を確認できます。これにより夜間の訪室業務が効率的に行えるので業務の生産性に大きく貢献できます。

Phantas(ファンタス)は、AIと最新のセンサー技術で掃除業務を支援するオールインワン床掃除ソリューションです。全自動はもちろんのこと、壁際0cmの隅々まで清掃ができ、人通りの多い環境でも回避しながら効率的に清掃をしてくれます。
スマートフォンで遠隔操作も可能です。人員が不足していても、ほかの業務に時間を使えるため、業務の効率化が実現できます。

Temi(テミ)は、AIアシスタント。ビデオ通話だけでなく、センサーによる地図生成や障害物回避によるスムーズな自動運転も可能です。
案内業務などを対応することにより職員やスタッフが別の準備ができるので、時間を効率的に使えます。
その結果、業務全体の流れがスムーズになり、より効果的なサービス提供が可能です。

Temi Go(テミ ゴー)は、共創型AR多目的配達ロボットです。配膳作業を自動で行え、人手不足の解消に大いに貢献します。さらには、ご利用者様と家族間でもオンラインで会話できるので、遠くにいてもいつでも会える安心感を提供することができます。

ケアズ・コネクトは、介護事業に特化したポータルシステムです。大切なスタッフのコンディションの見える化、働くことが楽しくなる事業所の創造を支援します。
機能は全部で「基本」「グループウェア」「モチベーション」「タレントマネジメント」「勤怠管理」「ケア」の6つありますが、事業所や課題に合わせて自由に組み合わせができます。

ワイズマンシステムSP Mell+(メルタス)は、法人内や地域での医療施設・介護事業所間の連携を実現する医療・介護連携サービスです。病院・介護施設・在宅の情報を一気通貫で共有できるため、連携や引継ぎなどがスムーズに行えます。
情報入力や操作のしやすい安心設計で、システムに対する操作感も職員への負荷が少ない分、ケアに充てる時間を増やし、質の向上にもつながります。

その他にも介護DXに役立つさまざまなサービスを展開しています。
大塚商会ではICTやテクノロジー活用を進めるための研修動画も積極的に公開しています。介護DXにお悩みの事業者様へ、実際の戦略立案から実行まで資格を有する豊富な人材がサポートします。まずはお問い合わせください。
「ご利用者の満足」と「職員の笑顔」のために……介護DXへのみちしるべとなり、伴走していきます。

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