株式会社ワイエイシイデンコー お客様の声[4分2秒]

再生時間:4分2秒
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株式会社ワイエイシイデンコーは、長年にわたり設計コストの削減、流用化・標準化による原価低減を目的に部品構成表(BOM)管理システムによる設計業務の標準化を推進。設計資産の流用化や業務の属人化回避、3D CADとの連携による部品の手配漏れ防止など、DX基盤となるBOMを確立しています。インタビュー動画では、「生産革新 Bom-jin」の導入効果を詳しくお話しいただきました。

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株式会社ワイエイシイデンコー が導入した製品詳細

動画サマリー

動画の要点をご紹介します。

経営理念と事業概要

ワイエイシイデンコーは経営理念として「技術の研さん、力の結集・発揮、創造による社会への貢献」の三つを掲げ、最先端の遠赤外線技術を通じて社会に貢献しています。

これらを社会におけるミッションとして、究極の赤外線加熱技術とあらゆる加熱手法とを駆使し、クリーンで効率の良い熱源を顧客に提供することを心がけています。

既存事業として、ディスプレイ関連の装置を扱うFPD事業部、復興事業として工業炉などの製品を扱うファーネス事業部、新規事業として新しい加熱設備の製作を行っています。

「生産革新 Bom-jin」の導入効果

導入前は、「設計は見て覚える」という文化で、個人個人がやりやすいように設計していました。

今は部品構成という概念が社員に根付きました。

昨今は短納期と低コストが求められミスが許されない中で、「生産革新 Bom-jin」を導入したことでルールが明確になり、設計業務の効率が格段に上がりました。

「生産革新 Bom-jin」と3D CAD連携の苦労と効果

2Dの時はCADとBOMの品目の違いを人の目で確認していたので、手配漏れを防ぐことができませんでした。

そのため、BOMの構成と3Dの構成をシステム的に自動で一致させて、手配漏れを解消したかったのです。
「生産革新 Bom-jin」と3D CADとをシステム連携させるには、下準備としてネジなどの標準部品を全てモデリングしなくてはなりません。このルールに対して社員の反発が大きく、説得するのに相当苦労しました。

導入前は、手配漏れが1製品につき10件前後ありました。システム連携後は、ほぼ無くなりましたので、効果はとても大きかったと思います。

M&Aによる新規事業発足時の運用効果

当社は2021年にグループ会社を吸収合併し、三つの事業部を新しく制定しました。
吸収合併時は、これまで勤めていたYAC国際電熱とは業務プロセスのルールが大きく違っていたため、ワイエイシイデンコーのルールにのっとって業務を進めることに特に苦労しました。

「生産革新 Bom-jin」を導入した効果としては、設計の検図にかける時間が減っていることを実感しています。

特に「生産革新 Bom-jin」の構成差異を活用しています。従来は150種類以上ある図面・部品、それらの数が合っているかどうかを目で確認していたのが、「生産革新 Bom-jin」でそれらを補えるので検図にかける時間が減りましたし、検図で確認するポイントも絞れるという効果もあると思います。

「生産革新 Bom-jin」をベースに業務フローやルールを統一したことで、三つの事業部が業務をスムーズに行うことができています。

大塚商会の評価と今後の期待

導入当初から同じエンジニアが担当してくれているため、過去経緯を把握してくれていることが私たちにとってメリットです。新しい問題が起こった時に過去の経緯を踏まえて対応してくれるので、非常に助かっています。

大塚商会さんには「たよれーる」というサポートがあり、実際に「頼れる」と社内で評判です。例えばサーバーにエラーが起こった時に、サポートセンターからサーバーのエラー通知を連絡してくれたりすることが安心につながっています。
今後も大塚商会さんと一緒に新しいことに取り組んでいきたいと思います。