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販売管理システム
受発注システムのおすすめ15選! 主な機能や導入メリット、選び方なども解説
2025年10月20日公開
受発注システムとは、受注業務と発注業務の一連のプロセスを管理し、業務負担の軽減や効率化を実現するツールです。システムの中には受発注管理だけでなく、顧客管理や在庫管理といったより広範な業務に対応している製品もあります。
当記事では、おすすめの受発注システム15製品をご紹介します。受発注システムの概要や主な機能、導入メリット、選び方のポイントなども解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
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受発注システムとは
「受発注システム」とは、店頭・Web・メール・電話・FAX・EDIなど、さまざまなチャネルで行われる受注側と発注側のやり取りを効率的に管理・処理するためのシステムです。
従来のFAXや電話によるやり取りと比べ、受発注業務をスムーズに進められるうえ、伝達ミスの軽減にもつながります。「Web受発注システム」や「受発注管理システム」とも呼ばれており、多くのベンダーから提供されています。
受発注システムの主な機能
受発注システムに搭載されている主な機能は以下のとおりです。ただし、受発注管理を除く機能に関しては製品によって搭載有無が異なります。
- 受注管理
- 発注管理
- 顧客管理
- 納品・請求管理
- 在庫管理(入出荷管理含む)
- 他システムとの連携
- データ分析・レポート作成
ここでは、それぞれの機能について詳しく解説します。
受注管理
受発注システムにおけるメイン機能の一つが「受注管理」です。受注管理は、取引先から寄せられる注文を効率的かつ正確に処理するための機能となっており、業務のスピードと品質を大きく向上させます。
従来は電話やメール、FAXといった個別チャネルごとに情報を取りまとめる必要がありましたが、担当者の負担が大きく、入力や伝達のミスが発生しやすい状況でした。しかし、受発注システムでは、こうした複数のチャネルからの受注情報を一元的に管理できるため、情報の抜け漏れや重複を防ぎ、業務の透明性も高まります。
さらに受注状況のリアルタイム確認、受注データから売上・請求への引き継ぎ処理などが搭載されている製品もあり、受注業務全域における品質・スピード向上が可能です。
発注管理
受発注システムにおけるもう一つのメイン機能が「発注管理」です。発注管理機能は、発注情報を一元的に管理でき、発注書の作成から社内承認フロー、取引先への発注データの送信まで、あらゆる工程をシステム上で効率的に処理できます。
この機能を活用することで入力や転記に伴うミスを減らし、発注の進捗(しんちょく)も明確に把握できるようになります。紙やメールで個別に発注業務を行っていた場合、担当者の負担や業務の煩雑さなどの問題を改善することができるでしょう。
加えて、発注内容や納期を可視化する機能が搭載されている点も魅力です。「いつ・誰に・何を・どれだけ発注し、いつ納品されるか」といった情報をリアルタイムに確認できます。そのため、在庫状況や納期遅延のリスクを早期に察知でき、安定的な調達や円滑なサプライチェーン運営につながります。
顧客管理
顧客管理は、取引先ごとの基本情報を一元的に管理するための機能です。各取引の条件や価格設定、配送ルートなどをまとめて管理できるため、取引の度に情報の確認や入力を行う手間が省略され、業務の正確性とスピードが向上します。
また、過去の取引履歴を確認できるため、どの時期にどのような商品をどのくらい発注していたかといった傾向を把握することも可能です。これにより、取引先ごとのニーズに応じた提案や迅速な対応ができるようになります。
納品・請求管理
納品・請求管理は、納品データを基に納品書や請求書を自動で作成し、一元管理できる機能です。従来の手作業による書類作成や送付の手間を削減できるため、業務の大きな効率化が期待できます。
さらに注文情報に基づいた請求書の自動作成や、PDFやCSVデータの出力機能も備わっており、取引先への請求業務を迅速かつ正確に行えます。加えて、顧客の支払情報もシステム上で追跡でき、入金確認や未払い・遅延の把握することも可能です。
在庫管理(入出荷管理含む)
在庫管理は、商品の入出荷情報を反映させた正確な在庫数をリアルタイムで管理するための機能です。商品の入出荷の予定や状況を都度確認できるため、在庫不足や過剰在庫を抑制し、適正在庫の維持を実現します。
また、在庫の推移データを基にした需要予測、ハンディターミナルによる出荷処理、運送会社との連携による発送・配送状況のリアルタイム追跡といった機能が備わっているケースもあり、商品在庫に関する幅広い業務をカバーすることも可能です。
なお、在庫管理は在庫管理システムの要件でもあるため、受発注システムと在庫管理システムを連携して運用するケースもあります。一方で、一つのシステムで一元管理できる製品も存在するため、自社の環境や要件に合わせた製品選びが重要になります。
他システムとの連携
先述のとおり、受発注システムは在庫管理システムをはじめ、さまざまなシステムと連携することが可能です。具体的には販売管理システムや生産管理システム、会計システムなどとデータを同期することができます。
他システムと連携することで、受発注に関するデータの二重入力の手間が軽減され、入力ミスの防止・幅広い業務の効率化などが期待できます。
データ分析・レポート作成
データ分析・レポート作成が搭載されているシステムでは、蓄積された受発注データを基に、売上や取引状況を分析し、意思決定に役立つレポートを自動的に作成できます。
具体的には、売上の推移や商品別の実績、取引先ごとの取引傾向などを可視化することが可能です。分析されたデータを活用することで、担当者の属人的な経験や勘ではなく、データに基づく経営戦略の立案や改善策の実行などが可能になります。
受発注システムを導入するメリット
受発注システムを導入する主なメリットは、以下のとおりです。
- 受発注業務を効率化できる
- 受発注情報をリアルタイムで把握できる
- 受発注業務におけるコストを削減できる
- 属人化を防止できる
- 受注の機会損失を回避できる
ここでは、それぞれのメリットについて解説します。
受発注業務を効率化できる
受発注システムを導入する大きなメリットの一つが、受発注業務の効率化です。
受発注処理をシステム化することで、受発注にかかる入力作業や確認作業を大幅に軽減できます。例えば、メーカー直送品のように受注と発注を同時に処理するなどが可能になり、受注と発注を別々で行っていた際の二重作業の手間が解消されます。また、受発注残に伴う正確な在庫数などもシステム上で確認できるため、納期の遅延や出荷時の欠品などを防ぐことにも役立ちます。
その結果、受発注業務のスピードと正確性が向上し、顧客満足度の向上も期待できるでしょう。
受発注情報をリアルタイムで把握できる
受発注システムでは、取引先とのやり取り、受発注の進捗などを常に最新のステータスで確認できます。各工程の最新情報を確認できれば、商品の問い合わせ対応や在庫の過不足が発生した際も迅速かつ的確に対応することが可能です。
また、受発注情報のリアルタイムでの把握は、取引先との良好な信頼関係を構築するだけでなく、適正在庫を維持するためにも非常に有効です。
受発注業務におけるコストを削減できる
受発注システムを導入することで、受発注業務にかかるコストを削減することが可能です。例えば、在庫管理の精度が向上すれば、適正在庫の維持が容易になり、過剰在庫の廃棄コストや保管スペースの効率的な活用による管理コストの適正化にもつながります。また、コスト面だけでなく、在庫不足による機会損失の防止にも寄与するでしょう。
さらに、従来の紙ベースでのやり取りをシステム上で行うことでペーパーレス化が進み、印刷費や書類管理・保管にかかるコストも削減可能です。加えて、受発注業務の担当者の負担が軽減されることで生産性が向上し、人件費や人員配置の最適化にもつながります。
属人化を防止できる
受発注システムでは、システム上で一連の受発注業務を完結できるため、業務フローを標準化しやすく、担当者ごとの作業品質のばらつきを抑えることが可能です。その結果、業務の属人化が防止され、誰が担当しても一定の品質で業務を遂行できるようになります。
仮に担当者が不在であったり、人事異動があったりしても業務への支障を最小限に抑えることができるでしょう。組織全体の安定性や効率性の向上にも、受発注システムは非常に有効です。
受注の機会損失を回避できる
電話で受注業務を行っている場合、営業時間外や担当者不在時には対応が難しく、結果として受注機会を逃してしまうことがあります。しかし、Web受注処理が可能なシステムを活用すれば、オンラインで24時間受注情報を受け付けることが可能です。
営業時間や担当者のスケジュールに左右されずに受注業務を進められることで、受注の機会が増加し、売上の向上や顧客満足度の改善につながります。
受発注システムの失敗しないための選び方
自社に適切な受発注システムを選ぶためには、以下のようなポイントを意識することが大切です。
- 自社の業種・業態に適しているか
- 取引先企業が導入しやすいか
- 同じような業種・事業規模への導入実績があるか
- 導入前後のサポート体制が充実しているか
ここでは、それぞれの選び方のポイントについて詳しく解説します。
自社の業種・業態に適しているか
受発注システムを選ぶ際に前提となるポイントが、自社の業種・業態に適しているかどうかです。受発注システムと一口に言っても、そのタイプはさまざまで、業界や業務の特性に応じて最適なシステムが異なります。
例えば、受発注業務を含む幅広い業務を包括的に管理できる「販売管理システムタイプ」、製造業や飲食店向けに特化した「業種特化タイプ」、企業間取引に適した「BtoB向けEC構築タイプ」などがあります。
従って、自社の業務内容や抱えている課題を明確に洗い出し、それに合ったシステムを選定することが、導入成功のために重要です。
取引先企業が導入しやすいか
取引先でも同じシステムの導入が必要な場合は、取引先企業が導入しやすいかどうかも重要なポイントです。導入における負担や操作のしやすさを考慮して、システムを選ぶとよいでしょう。
具体的には、システム利用に費用が発生するのか、導入方法や操作が分かりやすいかといった点を事前に確認しておくと安心です。また、取引先によっては従来の方法(電話、FAX、メールなど)でのやり取りを希望する場合もあります。その場合は、導入前に先方がシステムを利用可能かどうか確認しておくことで行き違いを防ぐことが可能です。
同じような業種・事業規模への導入実績があるか
受発注システムの候補を選定する際は、自社と同じような業種や事業規模の企業への導入実績があるかどうか確認するとよいでしょう。自社と同じ業種への導入実績があれば、その業種特有の商習慣や業務上の課題についてベンダーが理解している可能性が高く、より適切なアドバイスやサポートを受けやすくなります。
一方で、同じ業種であっても事業規模が大きく異なる場合、必要な機能が過剰になったり不足したりするリスクがあるため、導入企業の規模感も併せて確認することがおすすめです。
導入前後のサポート体制が充実しているか
受発注システムの機能性だけでなく、ベンダーが提供している導入前後のサポート体制も大切なチェックポイントです。多くのベンダーがサポートを提供していますが、その内容や対応の手厚さは細かく異なるため、事前に確認しましょう。
例えば、以下のような点に注目するのがおすすめです。
- 導入前のサポート
- 自社の課題や環境について丁寧にヒアリングしてくれるか
- ヒアリング内容を基に適切な製品提案を行ってくれるか
- 導入後のサポート
- 操作説明や質疑応答の場を設けてくれるか
- 不具合やトラブル発生時に柔軟に対応してくれるか
- 訪問やリモート、電話など対応方法の選択肢は豊富か
導入前であれば、丁寧なヒアリングを基に自社に最適なシステムを提案してもらえるかが重要なポイントとなります。導入後のサポートであれば、運用中にトラブルや不具合が発生した際にどのように対応してもらえるか確認するとよいでしょう。また、各サポートはオンラインや電話での対応なのか、それとも訪問での対応なのかなど、手段について具体的に確認しておくと安心です。
おすすめの受発注システム15選をご紹介
ここからは、おすすめの受発注システムを15製品ご紹介します。各製品の概要や特長を分かりやすくまとめているので、システム選びにお悩みの際はぜひご参考ください。
1.SMILE 販売|株式会社大塚商会
- 導入形態
- オンプレミス型・クラウド型
- システムタイプ
- 汎用(はんよう)タイプ
- 特長1
- 販売業務全般の効率化を支援する販売管理システム
- 特長2
- 受注データに基づくピッキングリスト自動出力や受発注同時処理などが可能
- 特長3
- 受注から請求・入金や、発注から仕入・支払管理まで一元的管理が可能
「SMILE 販売」は、受発注業務を効率化する機能を有する販売管理システムです。本製品一つで売上・売掛、仕入・買掛、在庫管理など、企業の販売業務全般をカバーできるため、販売に関する業務を包括的に効率化したい企業に向いています。
受発注業務に関する機能としては、受注データを基にピッキングリストを自動で出力し、スムーズな出荷作業を支援する「受注出荷業務オプション」や、受注のタイミングで在庫を確保する「在庫引当機能」も搭載。また、受注データと発注データを同時に登録できる「受発注同時処理」も可能なので、重複入力する手間を省き、登録ミスも防げます。そのほか、請求入金・支払管理に役立つ機能も備わっているため、受発注業務の一連のプロセスを総合的に管理することができます。
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2.楽楽販売|株式会社ラクス
- 導入形態
- クラウド型
- システムタイプ
- 汎用タイプ
- 特長1
- 見積・受注・請求・発注管理で多く活用され、転記ミス削減や売上・収支の「見える化」を支援
- 特長2
- 金額計算の自動化、受注と発注のひもづけといった受発注業務を効率化する機能も搭載
- 特長3
- 専属担当者の提案により、企業や業界特有の業務フローに合わせたシステム導入が可能
「楽楽販売」は、数ある管理業務の中でも「見積管理」「受注管理」「請求管理」「発注管理」などでの利用が多い販売管理システムです。受発注や請求データの転記ミス削減と売上・収支の「見える化」を支援します。
受発注業務に関する機能としては、受注管理の複雑な金額計算の自動化、独自のルールに合わせた計上処理、受注案件と発注業務のひもづけ管理、売上と原価をリアルタイム確認などが利用できます。専属の担当者による提案も受けられるため、企業または業界特有の業務フローに合わせたシステムを導入しやすい点も魅力です。
3.freee販売|フリー株式会社
- 導入形態
- クラウド型
- システムタイプ
- 汎用タイプ
- 特長1
- 案件ごとの損益情報をタイムリーに把握し、正確な収支管理が可能な販売管理システム
- 特長2
- 見積からの受注登録や受注・失注の履歴確認、将来の売上・請求予定の一覧化に対応
- 特長3
- 案件単位での受発注登録、複数社への発注や追加受注を効率的に処理
「freee販売」は、案件ごとに分散しがちな損益情報をタイムリーに可視化できる販売管理システムです。正確な収支・損益管理、全社横断の案件レポーティング、自動収集・データ統合など、販売管理に必要な機能が豊富に備わっています。
受注管理では、該当の見積から受注登録が可能。「いつ」「誰が」「どの見積で」受注・失注をしたのかを確認でき、将来の売上予定・請求予定も一覧で閲覧できます。発注管理では、案件にひもづけた受発注登録や、複数社への発注や追加受注もスムーズに行うことが可能です。
4.CO-NECT|CO-NECT株式会社
- 導入形態
- クラウド型
- システムタイプ
- 汎用タイプ
- 特長1
- 受発注業務のデジタル化を支援する受発注システム
- 特長2
- 受注から伝票作成までを一元化し、納品書・請求書・出荷伝票の作成を効率化
- 特長3
- 場所を問わず発注書作成が可能で、取引先が未導入でも利用できる柔軟性を備える
「CO-NECT」は、受発注業務のデジタル化を支援する受発注システムです。受注・発注のそれぞれの効率化に特化した機能が備わっており、従来のFAXや電話での業務からスマートフォン・PCでの業務に切り替えることができます。
受注管理では、受注から伝票作成までをシームレスにサポート。納品書・請求書・出荷伝票などの帳票作成を効率的に処理できます。発注管理では、スマートフォンやPCで場所を選ばず発注書を作成可能です。発注先が導入していなくても利用できるため、取引先の意向に左右されずに導入を進められます。
5.MOS|株式会社アクロスソリューションズ
- 導入形態
- クラウド型
- システムタイプ
- 汎用タイプ
- 特長1
- スマートフォンやタブレットで利用可能なBtoB向けWeb受発注システム
- 特長2
- 独自の受発注業務にもオプションやカスタマイズで対応可能
- 特長3
- 基幹システムとの連携により、業務全体の効率化を実現
「MOS」は、スマートフォンやタブレットの受発注に対応したBtoB向けのWeb受発注システムです。FAXや電話による受発注業務をシステム化できるうえに、幅広い業務・業界に対応できるカスタマイズ性も兼ね備えています。
例えば、独自の受発注業務を行っている企業でもオプションやカスタマイズを加えることでシステム化することが可能です。また、各基幹システムとの連携性にも優れており、業務の総合的な効率化を狙うことができます。
6.COREC|株式会社ラクーンコマース
- 導入形態
- クラウド型
- システムタイプ
- 汎用タイプ
- 特長1
- ファッション、インテリア、食品など、多業種に対応可能なクラウド型受発注システム
- 特長2
- 受注から出荷・請求までをWeb上で完結でき、オリジナル注文フォーム作成やデータ共有も可能
- 特長3
- 発注情報を一元管理し、発注書作成・送信や発注額集計レポートなど効率化機能を搭載
「COREC」は、事業者間の受注・発注をWeb上で処理できるクラウド型の受発注システムです。ファッション、インテリア・雑貨、食品など、幅広い業種・業界に対応しているため、自社独自の要件がある場合でも導入しやすい設計となっています。
受注管理では、受注から出荷・請求処理までをWeb上で完結することが可能。オリジナルの注文フォームを作成でき、受注データは複数人でタイムリーに共有することができます。発注管理では、発注に関連する情報の一元管理に対応。発注書の作成・送信、発注額集計レポートなど、発注業務を効率化するための機能が豊富にそろっています。
7.TANOMU|株式会社タノム
- 導入形態
- クラウド型
- システムタイプ
- 汎用タイプ
- 特長1
- 大企業から小規模事業者まで利用可能な受発注システム
- 特長2
- 取引先別の商品一覧、注文締め時間、納品日設定など、多彩な機能で受注情報を一元管理
- 特長3
- 発注側はメッセージアプリで簡単操作でき、導入ハードルを軽減
「TANOMU」は、大企業から小規模事業者まで、さまざまな業種に対応した受発注システムです。煩雑な電話・FAXでの受注業務、時間を要する手作業での注文の受付・集計などの業務を効率化し、ミスや負担の少ない受発注業務の実現を支援します。
受注管理では、取引先ごとの商品一覧の作成、注文締め時間設定、納品可能日/不可日設定など、さまざまな機能・設定を利用することが可能。受注情報を一元管理でき、煩雑な業務を円滑に進めることができます。発注側はメッセージアプリで簡単に操作できるため、導入のハードルが低い点も魅力です。
8.アラジンEC|株式会社アイル
- 導入形態
- パッケージ型
- システムタイプ
- 汎用タイプ
- 特長1
- 受発注業務に特化したカスタマイズ型Web受発注システム
- 特長2
- 得意先別の商品・単価表示、決済制御、見積機能、出荷状況表示など、多彩な機能を搭載
- 特長3
- 発注通知や納期回答にも対応し、標準機能不足時は自社に合わせた提案を受けられる
「アラジンEC」は、企業間の受発注業務に特化したBtoB ECカスタマイズ型のWeb受発注システムです。受発注業務の効率化・コスト削減・販売促進など、さまざまなシーンで活用できます。また、業種・業界特有の商習慣や合わせて柔軟にカスタマイズできる点も魅力です。
受注管理では、得意先別の商品表示・単価表示・決済制御、見積機能、出荷状況の表示など多彩な機能を搭載。発注管理では、発注通知や発注情報の閲覧、納期・出荷回答などの機能を利用できます。標準機能で不足がある場合は、自社に合わせたカスタマイズ提案も受けられるため安心です。
9.ecbeing BtoB|株式会社ecbeing
- 導入形態
- クラウド型
- システムタイプ
- 汎用タイプ
- 特長1
- BtoB取引に特化した機能とカスタマイズ性を兼ね備えたBtoB専用ECプラットフォーム
- 特長2
- 受発注業務の効率化と売上向上・業務改善を支援
- 特長3
- 注文管理、見積発行、品番発注(クイックオーダー)、出荷指示データ出力などの機能を搭載
「ecbeing BtoB」は、BtoB取引に特化した機能とカスタマイズ性を兼ね備え、法人間取引の課題解消を支援するBtoB専用ECプラットフォームです。受発注業務の効率化に欠かせない充実した標準機能が多数備わっており、企業の売上向上や業務改善の最大化を導きます。
受発注管理に関する機能としては、注文管理機能や見積発行機能、品番発注機能(クイックオーダー)、出荷指示データ出力機能、得意先別商品・単価表示、発注単位制限などを搭載。受発注業務を効率化するだけでなく、業務の品質向上にも寄与します。
10.TS-BASE 受発注|竹田印刷株式会社
- 導入形態
- クラウド型
- システムタイプ
- 汎用タイプ
- 特長1
- 商品・備品・販促物などの受発注を一元管理し、デジタル技術で業務改善を実現
- 特長2
- 在庫や出荷状況を可視化し、スムーズな注文をサポート
- 特長3
- 倉庫業務を支援する物流システムと、受注・在庫・出荷を把握できる管理者向けシステムも搭載
「TS-BASE 受発注」は、50種類以上の豊富な機能でBtoB受発注業務の改善へ導く受発注システムです。商品や備品、販促物などの受発注に伴う業務をデジタル技術でサポートし、一元管理することで効率化を実現します。
本製品には大きく三つの機能が搭載されており、「利用者向け注文サイト」では在庫状況や出荷状況を可視化することが可能。「物流拠点向け倉庫システム」では物流センター内の業務に必要な各機能を搭載しており、「管理者向け管理システム」では受注・在庫・出荷状況などのデータを常に把握・管理できます。
11.Bカート|株式会社Dai
- 導入形態
- クラウド型
- システムタイプ
- 汎用タイプ
- 特長1
- 受発注・請求・営業業務を効率化し、ミス削減・属人化解消・作業時間短縮を支援
- 特長2
- 受注情報の一覧表示、条件検索・絞り込み、一括処理や帳票発行に対応
- 特長3
- 見積作成、発注リスト作成、再発注機能など幅広い機能で受発注業務をサポート
「Bカート」は、受発注をはじめ請求・営業などのDX推進するBtoB ECプラットフォームです。煩雑な受発注業務を効率化することで、人為的ミスの削減、属人化の解消、作業時間の短縮など、企業が抱えるあらゆる課題の解決を支援します。
例えば、受注管理機能では受注情報を一覧で表示し、特定条件での絞り込み・検索などの閲覧が可能。加えて、一括での受注処理、帳票発行までを円滑に行うことができます。発注に関する機能としては、見積機能や発注リストの作成、再発注機能などが利用でき、受発注業務をサポートする機能が幅広く備わっています。
12.GotoB2B|ごと株式会社
- 導入形態
- クラウド型
- システムタイプ
- 汎用タイプ
- 特長1
- 直感的なUIにより、自然な操作で受発注・在庫・委託販売業務を最適化
- 特長2
- 受注登録から配送手配、売上・入金まで一連の流れをフォロー
- 特長3
- 仕入先への発注も登録から検品・支払完了まで効率化
「GotoB2B」は、受発注・在庫管理・委託販売業務を最適化するクラウド型システムです。”直観的な操作性”を意識した設計となっており、シンプルなUIにより、自然な感覚でシステムを操作することができます。
受発注に関する機能としては、受注登録から配送手配、売上、入金までをフォローでできる「受注機能」、仕入先への発注登録から検品、支払完了までフォローできる「発注機能」などを利用可能。そのほか、「顧客発注機能」「在庫管理機能」など、受発注業務に役立つ機能が豊富に備わっています。
13.らくうけーる|JFEエンジニアリング株式会社
- 導入形態
- クラウド型
- システムタイプ
- 汎用タイプ(生鮮向け機能あり)
- 特長1
- 生鮮・非生鮮向け機能を兼ね備え、商品やサービスに応じて使い分け可能
- 特長2
- 見積管理、受注・納品管理、発注管理、請求管理など受発注業務に役立つ基本機能を搭載
- 特長3
- 過去データ引用や既存システム連携で二重入力を削減し、業務を効率化
「らくうけーる」は、あらゆる商品の受発注業務を効率化する受発注システムです。生鮮向け機能と非生鮮向け機能を兼ね備えており、自社の商品やサービスに応じて使い分けや併用することができます。
具体的な機能としては、「見積管理」「受注・納品管理」「発注管理」「請求管理」などが利用可能。帳票作成時には過去のデータを引用したり、既存システムと連携することで二重入力の手間を省略したりすることもできます。シンプルかつ使い勝手のよいシステム設計となっているため、初めて受発注システムを導入する場合でも検討価値があるといえるでしょう。
14.BtoBプラットフォーム 受発注|株式会社インフォマート
- 導入形態
- クラウド型
- システムタイプ
- 業種特化タイプ(飲食業)
- 特長1
- 受注・発注・請求データを一元管理し、日々の受発注業務を効率化
- 特長2
- 受注データ自動取り込みによる作業負担の軽減、発注業務の事務処理時間の省略化も可能
- 特長3
- 他システム連携やサポート体制なども充実
「BtoBプラットフォーム 受発注」は、飲食業界に特化した受発注システムです。取引で発生した請求データを一元管理し、日々の受注・発注業務の効率化をサポートします。
受注業務においては、データ受注にすることでミス・トラブルの発生を軽減できるほか、受注データを自動で取り込むことによる作業負担の緩和にも寄与します。発注業務においては事務処理時間の大幅削減を実現し、正確な原価率の算出・月次決算を早期確定することで、経営の可視化を実現します。
また、他システムとの連携やサポート体制も充実しているため、自社の環境に合わせたシステム導入を進めやすい点も特長です。
15.クロスオーダー|クロスマート株式会社
- 導入形態
- クラウド型
- システムタイプ
- 業種特化タイプ(飲食業・食品卸売業)
- 特長1
- 受発注ミスを軽減し、メッセージアプリやブラウザー、FAX-OCRに対応
- 特長2
- 受注側は伝票作成の手間や入力ミスを削減、発注側は業務時間を短縮することが可能
- 特長3
- 電子帳簿保存法・インボイス制度にも対応し、請求書発行業務を効率化
「クロスオーダー」は、飲食業や食品卸売業の受発注ミスを軽減する受発注システムです。大手メッセージアプリを活用することで、受注・発注のやり取りを円滑に進めることができます。また、ブラウザーやFAX-OCRにも対応しており、取引先のニーズに合わせて発注手段を選択できる点が特長です。
受注側は従来の伝票作成の手間や入力ミスが軽減でき、発注側は発注業務の短縮化などを実現することが可能。電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しているため、請求書発行業務の効率化にも寄与します。
受発注業務を改善した導入事例・お客様の声
ここでは、大塚商会の販売管理システム「SMILE 販売」を導入し、受発注業務を改善した企業の事例をご紹介します。システムの導入でどのような効果を得られるのか、ぜひ参考にしてみてください。
共和工機株式会社|専門商社
業種
専門商社事業内容
機械工具卸従業員数
84名(2022年4月現在)ホームページ
https://kyowakoki.co.jp/
- 導入の狙い
- 人手による受発注業務の負担を軽減したい
- EDI連携と在庫の「見える化」を目指したい
- 解決策
- 販売管理システムを「SMILE V 販売」にリプレイスし、EDI連携基盤を構築し、旧システムの課題を一気に解決する
- 導入後の効果
- 導入前
全社のデータをまとめて集計ができる機能がなく、営業所ごとのデータをメモ書きして、手で計算していた。在庫管理もアナログに集計を行っていたため、仕入れた品と売った品の数量、価格がなかなか一致しなかった - 導入後
全社のデータを一元管理できたことで、受発注業務全体の作業時間が約15%削減。在庫管理機能によって無駄な在庫がリアルタイムに把握でき、金額ベースでは約3割も削減された
- 導入前
- 導入後のお客様の声
- 必要な機能がそろっていることが大きなポイントでした。また、作業の流れに沿って画面表示されるユーザビリティーの高いUIであることも高く評価しました
- EDIで取引を行うためには、当社と相手企業との間でデータのフォーマット統一などが必要ですが、大塚商会さんのエンジニアが間に入って調整をしてくれました。適切なフォローで運用の伴走までしてもらえたことが、今回の業務改善の要因だと感謝しています
「SMILE 販売」成功事例16選! 導入事例集
導入前の課題、導入後の効果、ユーザー様の”生の声”を、分かりやすくまとめた冊子をご用意しました!同業種・同規模のお客様事例をぜひご参考ください!
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レビューサイトでの「SMILE」口コミ評価まとめ資料 ダウンロード
「SMILE」シリーズはITreview(BtoB向けITツール・サービス専門のレビュープラットフォーム)が発表する「ITreview Grid Award」のERPパッケージ部門において、満足度・認知度の高さから「Leader」ポジションにランクインしました。
評価されたポイントを競合製品との比較やリアルユーザーの口コミ評価としてまとめましたので、システム導入検討の参考資料としてご覧ください。
ダウンロード資料:PDF・6ページ
まとめ
受発注システムは、企業の受注・発注業務を効率化するために有効なツールです。また、システム導入で各業務がデジタル化されることによる各種コストの削減、業務フローが標準化されることによる属人化の防止など、業務効率化以外のメリットも期待できるでしょう。
受発注システムの導入を検討している場合は、ぜひ本記事でご紹介したシステムを選ぶポイントやおすすめ製品をご参考ください。自社に適切な製品を選ぶことができれば、煩雑な受発注業務の効率化をはじめ、多数の恩恵を享受することができるはずです。
大塚商会では、受発注業務の効率化を実現する販売管理システム「SMILE 販売」を提供しています。45年以上の販売実績と豊富なノウハウを基に多くのお客様へ業務改善のご提案をしてきました。
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